2013年度卒業研究論文
概要
日本政府は2006年委「看護師」もしくは看護福祉としてのサービスの提供またはこれに関連する活動に従事するフィリピンの自然人」の受け入れを規定した。このような外国人受け入れに関して言語の学習問題が挙げられ、その中でもオノマトペは学習が困難な項目とされる。前述の受け入れに関して、看護師にとってオノマトペは問診の際に重要な道具であるとされており、早急に解決すべき問題である。そこで本研究ではこの問題を解決するために、可視化による共通認識を持たせる方法を検討する。3つの検証実験とGoogle画像検索にて複数言語で痛みに関する画像の検索を行い、分類を行った。検証実験では痛みを訴えいていると感じさせるための項目、画像の分類では分化間による表現の違いの考察を行い、痛みを表現するために使用されていたマークを同時に分類した。それらの結果に基づき、痛みを表す画像を作成する際には痛みを可視化マークを用いること、痛みに関連する表情を描写すること、幹部を強調するポーズを必要な項目として結論づけた。